学校給食は、学校給食法をはじめとする関連法令に基づいて提供をされています。
法律の目的の一部を抜粋すると、
○適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
○日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
○学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
○食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
○食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
○我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
○食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
などとあります。
義務教育において「食べる」ことの様々な意味を教育する場なのです。
費用について、法律の建て付けは、調理は公費負担しますが、家庭で過ごす時も昼食を摂るのが一般的なので材料費は保護者負担で、ということになっています。
しかし、わたしは、材料費も公費とし、学校現場がすべての子どもにより豊かな食の教育を行いやすくしていくべきだと感じています。
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