いわゆるPTA活動には様々な意見や考え方があります。
しかし、子どもの健やかな成長を願う気持ちは一緒です。
子どもたちがその成長の中で、最も長い時間関わっているのが「学校」です。
学校と保護者がお互いの立場に配慮しながらより良い関係を構築し、すべての在校生たちの健やかな成長を考えていくべきだと思っています。
残念なことに近年、学校予算が十分に手当されないことに端を発し、公費負担すべきものを保護者団体に負担して頂いているケースが見受けられます。
卒業記念品などがその一例です。
また、「環境整備」といった大義名分のもと、学校地の草刈りや清掃を求められるケースがあります。
私は、何もかもがごちゃ混ぜで整理されていない状況だと感じています。
・児童生徒が学校教育の中で教育の一環として行うべきこと
・学校にお世話になっているという気持ちの表現としての保護者による活動
・充実した義務教育を行うために設置者が費用負担すべきこと
・子どもたちのために近所にお住まいのみなさまに助けていただくこと
などの区別をきちんとした上で、時代に合った仕組みの構築をすることが肝要かと思っています。
効率化の一助として、学校と保護者、地域のみなさまのコミュニケーションをより良いものにするため、IT化も必要と考えます。
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